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感動小説「風が強く吹いている」

試験が終わり少し時間ができたので、本を読む時間があって嬉しい毎日です。

最近一番感動したのは三浦しをん著「風が強く吹いている」 です。

この本は、大学陸上部を舞台とした小説で箱根駅伝がテーマです。

個性豊かなメンバーを束ねるリーダーの灰二=ハイジ。そのハイジと運命的な出会いをする走=カケル。そして彼らといっしょに箱根を目指すことになってしまった8名の仲間たち。

こう話すとスポーツ小説とか青春小説のような印象を受けるかもしれませんが、リーダーシップやチームワークという観点から学べることがたくさん盛り込まれています。

メンバーの特徴をしっかりつかんでリーダーとして絶妙なアプローチをするハイジ。 目標の共有、あきらめない心、無理なく小さな成功体験を積み重ねられるような具体的な行動計画。

ぶつかりながらも一つのチームになっていく10名の仲間達。

読み始めは個性豊かな10名の若者が何だかオタクっぽくて「これって本当に駅伝がテーマの小説なの?」って思えるような不思議な感じです。でも後半は箱根駅伝のシーンが延々と続くのですが、一人一人にドラマがあって小説だということを忘れて、ドキュメンタリーを読んでいるような臨場感とエネルギーを感じます。

そして、ところどころにちりばめられた著者曰く「決め台詞」にぐっと来ます。

三浦しをんさんの本を読むのは初めてですが、文章がテンポよく読みやすく、そして言葉がとても美しいので、この点でもお勧めです。

とにかく余計な解説をするよりも、興味のある方はぜひ!仕事放り出して読みたいくらい感動した本です。電車の中で読んでいると乗り過ごしそうになりますのでご注意ください。

今までお正月の箱根駅伝の中継はお料理したり、年賀状を読みながらあまり熱心にみていませんでしたが、来年はきっと今までとまったく違う視点で見られそうで今から楽しみ!

明日から洋上研修で北京・天津、そして横浜着は11月5日ですがこの本を持っていって船の上でまたじっくり読み返したいと思っています。

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