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音声がでる絵本

新聞広告に「ページをめくるとテープがながれる絵本」なるものの広告がでていました。女の子がテープルにすわってその本を読んでいる(聴いている?)写真が出ています。

なんだか違和感を感じます。

絵本は自分で字が読めないときには、読み聞かせをすることにこそ価値があると思っています。大人のひざの上でぬくもりを感じながら、その時々に変わる声の高さやスピードなども含めて五感で感じるこそ、大切だと思っています。

仕事と子育てで大変だった時期も、夜寝る前の10分間の絵本の読み聞かせだけは欠かしませんでした。いっしょにいられる時間が短かったからこそ、密度の濃いこの10分間が貴重でした。ときには絵本から発展して、登場人物を子供達の友達や先生に置き換えた創作「桃太郎」なども飛び出したり、どちらかというとこんなふざけたお話のほうがウケがよく、かえってコーフンしてなかなか寝付いてくれなかった、なんてこともありました。

たしかにページをめくったときに勝手にテープが回ってくれれば、そこに何が書いてるか最低限のことはわかるでしょう。でも何百回ページをめくっても、いつも同じ速さ、声の調子のテープが流れては、想像力は育たないような気がします。ましてや双方向のコミュニケーションがないまま、ページをめくる子供の姿を想像すると、何だか悲しい。

コミュニケーションは一手間かけることにこそ価値があります。電話で済むところは会いに行く、メールで済むところは電話をする。

どんなに便利になっても、手間をかけるべきところはサボってはいけない。そんな風に感じるのは私だけでしょうか?

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