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生産性の船 4日目 上海寄港地活動

11月3日

朝デッキを歩いていると同じように何人かの人は歩いたり、走ったりしています。同じブロックの元トライアスリートの金井さんも軽快に走っています。

DSC00576午前中は上海寄港地活動。私は青浦工業園区にある日中合弁会社の日立海立へ。青浦工業園区は交通の要所であること、上海港のコンテナ埠頭から近くコンテナ貨物を直接輸出することができるなどのメリットを生かして、税務上や手続きにおいても優遇制度を設け日本や欧米の企業を誘致しています。

日立海立は20051月から創業をスタートしたばかりのまだ新しい会社DSC00577です。説明をしてくださったのは総経理(日本でいう社長)の安嶋氏と日本語の吉野家でアルバイトの経験もあるという経理室主任の喩林江氏。会社の概要や組織図などの説明を受けたあとに工場を見学。整理整頓が行き届いています。

ところどころに「毎日品質状況」というピラミッド型のイラストが貼ってあります。その頂点には「世界一流品質」という一行が。品質管理ツールのようです。

最後に質疑応答。いくつか質問が出た中でも私も興味があった社員の採用・定着率、そして品質管理に関することに興味がありましたので簡単にご紹介します。

まず、採用について。最近は中国でも日本の派遣会社と同じような会社から派遣社員を採用しているとのこと。定着率は上海の離職率が平均4%。日立海立は3%とのこと。後で聞いたことですが、中国でもインターネットやメールの普及により、同じ工業園区で働いている人同士が、情報交換をして、少しでもよい条件があればあっさりそちらに移ってしまうそうです。安嶋氏は「去るものは負わず」と割り切ることも大切です。と話していました。

品質管理についてはご苦労があるようで、「今日もさっきまでその会議があったんです」とのこと。工場の中に貼ってあったピラミッド型のポスターはGMの手法をベンチマーキングしたそうで、大きな△の中に一か月分全部で30の小さな△があって、問題がなければ=グリーン、要注意があった日は=赤 などで色分けし、ビジュアルで1ヵ月の状況が把握できるようになっているそうです。言葉よりも時には視覚に訴えるなども効果がありますね。DSC00578

  ランチは「上海家化倍訓中心」の中華料理。とても大きく立派なお店できっと工業園区の各企業がお得意さんで安定した営業ができそうな感じ。レストランの前には湖があったそうですが、今は干拓、埋め立てして新しいホテルを建設する予定になっているとか。ガイドの顧さんによればとても美しい湖だったとのこと。経済の発展と自然保護の両立もこれもまた難しい課題です。

午後は朱家角へ。明時代の古い街並みが残っているところです。川の両側に家が並び、家と家との間の細い路地をはいるといろいろなお店が並んでいます。イメージとしては「千と千尋の神隠し」で千と両親が最初に迷い込んだ街並みに似ています。あの映画で千の両親が食べて豚になってしまった中華料理の「骨付きの鶏肉」「豚の角煮」「ちまき」などを売るお店もあります。川で取れたタニシを売っている人もいます。あの「湯婆ば」がいた湯屋に似たような大きな建物は病院とのこと。DSC00581

自由行動の時間がありましたが、私は川のほとりのベンチに座ってぼんやりと街並みを眺めていました。とても和みます。何だか懐かしい感じがするのはなぜなんだろう・・・・。子供の頃遊びに行った山梨の祖父母の家も家の裏に小川がながれていて、ときにはそこでお鍋を洗ったり、その小川で取れたタニシを採ってお味噌汁にして食べたりしたことを思い出しました。きっと昔の日本もこんな風景があちこちで見られたのでしょうね。失ってみて初めてわかる尊さみたいな気がしました。

夜は上海雑技団の講演へ。前回雑技団を観た人が「すごく良かった!」と言っていたので今回は迷わすこのコースを選びました。従って事前期待はかなり大きい訳です。

DSC00582シアターはリッツカールトンホテルの中にある劇場。これを聞いただけでも「おお!」って感じです。雑技団のプログラムはアップテンポでアクロバティックなものあり、ロープを巻きつけてスローな音楽にあわせて空中をぐるぐる回るロマンチックな構成のものあり、個人技、団体技どれをとっても驚きの連続であっという間の90分でした。

公演が終わって劇場のロビーにでると、何人かの出演者が出てきて観DSC00587客を見送ってくれます。疲れているのに最後のお客様が帰るまで、握手をしてくれたり、サービス精神に頭が下がります。今まで東京やロンドンでミュージカルを観る機会がありましたが、こういうサービスを経験したことはなかったですね。まさにプロ根性という感じ。私だけでなく出演者と一緒に写真が撮れた団員の方にとっても良い思い出になったと思います。

不勉強な私は「雑技団」」と聞いたときのイメージは「その辺の小さな劇場でちょっとアクロバティックな曲芸をみせる程度」だと思っていました。でも過去に「参加した人からはすっごくいいよ」と言われてかなり期待をしていました。終わった後の感想はまさに期待以上で「恐れ入りました!!」の一言です。

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1枚目:近代的な上海 2枚目:壮大な上海の都市計画 3枚目:旧租界の裏通り 4枚目:リニアモーターカー 5枚目:時速431kmの瞬間 6枚目:上海料理(広東料理とは違ってあっさり味です) こんばんは♪ なかなかブログ更新できなくてすみません。 今月は、子どものブログの更新の方がまめにできているので、子どもにも指摘されてしまう始末。 うー!!負けずに頑張るぞぉ〜!!と自らハッパを掛けてのブログ更新です。 今日はお約束どおり、「上海という都市」についてまとめてみたいと..... [続きを読む]

受信: 2005年11月15日 (火) 23時49分

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